台場クヌギ

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台場クヌギは炭の原料やしいたけのホダ木として昔から輪伐されてきたクヌギである。
クヌギやコナラなどの落葉広葉樹は成長力が強いので、切り株からすぐに新芽が伸び成長して数年で大人の腕より太い幹を伸ばす。
輪伐とは台場クヌギから生えてくるひこばえから成長した幹を8-10年周期で伐採すること。
山肌に林立する台場クヌギは黒川などの北摂地方の有名な風景となっている。黒川地区には推定樹齢100年以上の台場クヌギが多く見られる。

輪伐後の台場クヌギには無数のひこばえ(新芽)が生えてくる。ひこばえ全てを成長させると各枝が育たないので、写真のように間引きして枝を数本に絞る(モヤカキという)
台場クヌギ4.jpg
 樹齢4~50年ともなると、菊炭にするには太すぎる。台場仕立てに伐り、萌芽再生を期待し、クヌギの若返りを図る。
伐採したものは枝は炭に焼き、幹は薪にする。(07.2.23)
07.2.23 クヌギ伐倒.jpg
驚いたことに、2月に伐採したクヌギ大径木、もう、新芽が出ている。(07.4.12)
07.4.12クヌギ萌芽.jpg2



  • 最終更新:2013-05-26 20:14:08

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