コナラ

コナラはブナ科コナラ属にぞくする落葉高木樹。
クヌギと同様に、紅葉後も離層が形成されないため葉が落ちず、新葉が展開するころに落葉する。
樹皮は灰色で、縦に裂け目ができるが、表面の灰色の部分は残る。
葉は互生で、1-2cmの柄に続いて、先が太い倒卵形の鋸葉を形成する。
コナラは雌雄同株で春先に長く垂れ下がった雄花と短い雌花が咲く。
ドングリは細長い。
 薪炭の生産林としての本来の里山は10年周期位で輪伐されていたので、その主木であるコナラ・クヌギも直径15cm、樹高10m程度の中木であった。薪炭の需要が激減し、放置された里山では、クヌギやコナラは大径木化している。
桜の森ではそれらを台場仕立てで伐採、若返りを図っている。これまでのところ、コナラよりクヌギの方が萌芽再生力が強いように思われる。

コナラ縮小.jpg コナラの若葉
コナラの花.JPG コナラの花
コナラ若木の幹.jpg コナラの若木の幹

  • 最終更新:2013-05-03 12:38:50

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